少数の日常、劇場

日常に関するオワタを書きためるブログ。不定期ブログ。

立て!立つんだッ!フラグ!part4

みなさんお疲れ様です。
少数です。

私のフォロワーさんで梅子さんという方に
掲題の記事について「続きまだか」と言うありがたい言葉を
頂きました。

他の人にもこの記事おもしろいよね的なことを言われるんだけど、
小説風の書き方に文才があるのでは?と勝手に嬉しくなってます。

いや、ただ単に扱っているネタがいいかもしれない。
うぬぼれるな!と自身につっこんでおきます。

乾ききった世の中に少し浮いた話くらいは
欲しいよね。

ってことで続きいきます。
いよいよ、小寺さんと会う話ですね。

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小寺さんと会うことになった当日。

正直、驚いている。
今までに女性からご飯から誘われることがなく、
帰社日に知り合ってから、わずか4日ほどでデート兼ランチという
非日常が現実になっているからである。

場所は日曜の12:00、都内の駅にて待ち合わせして、
そこからミスドでランチをすることになっている。

なんでも、ミスドのイベントでどっかの有名なシェフ的な人と
コラボで作ったドーナッツが販売されているらしい。

僕は家を出る前にシャワーや歯磨き、ひげをそったり、
シャツにアイロンをあてたりとう、どうみてもはりきっていた。

持ち物は貴重品の他に会話に困ったときように、
自分のイラスト集のファイルもカバンに入れて持っていくことにした。

待ち合わせの駅に降りて着いたことを報告しようと
ラインを開きながら、改札を抜けると彼女がいた。

服はブラウンのニットにダウン
長めのスカートというカジュアル的な服装である。

小寺さん「あ、どーも!」

これが、、私服か、、、。
テンション上がるぜ。

女性はどうかしらんが、男性からすると仕事着ではない
私服というのはテンションあがるものである。

少数「あ、どーも!待った?」

でたぁー!
べたな内容の質問..!
時間はちょうどくらいについたので、待ってないと思うけど、
他に言葉が思いつかなかったので、取り敢えずの質問。

小寺さん「私もさっきついたところだから大丈夫だよ!w」

そりゃそうか。

少数「だよねー!w 場所わかる?」

小寺さん「多分、あっちのほう!」

ってことで、小寺さんの言うあっちのほうに向かって歩くことに。
ここの土地勘がないので、助かるぜ!

あっちの方に向かって歩いていると、
すぐにそのミスドは現れた。
なんだ!割と近いじゃん!

少数「駅からすぐ近くてよかったね!」

小寺さん「ほんと!あ、でも人混んでそうだね;」

中を見ると昼時とイベントでまぁまぁ混んでた。

少数「先に席をとろっかー」

一階は満帆なので二階の席をとることに
運がよかったか一席だけ空いてたのですぐ、その席を確保。

今日は運がいいぜ!
荷物を置いて一階の売り場に買いに行き、お会計は割り勘。

少数「重い方、持つよ」

ドリンクのある重い方は階段とかあって大変なので、
進んで自分が持つことにした。

小寺さん「ありがとう~!」

二階にあがり、自分たちの席へ。

少数「ここの階段きついよねー筋肉痛だから足しんどいわ;」

小寺さん「柔道してるんだっけ?」

少数「そう!12月から始めたんだけど、結構しんどいw」

当たり障りのない会話しつつ、
噂のドーナッツを食べるとまぁーこれがうまい!

少数「このドーナッツおいしいな」

小寺さん「ほんと、おいしい!」

少数「小寺さんってお絵描きの副業以外って副業してるの?」

以前、ラインにて副業について話したときに気になってた副業について
掘り下げることに。
なんでも、お絵描き以外にも投資の副業を勉強しているとことなので、
気になってたので聞いてみた。

小寺さん「不動産とかの勉強してるよー」

少数「不動産?まじかそれはすごい!」

小寺さん「うん、私あまり働きたくないし、将来的に在宅ワークあこがれるからそうしたいんだ。」

少数「でも、不動産ってリスクでかくない?」

小寺さん「確かにローンとか組むけど、その分家賃収入とかあるし、なんとかなるよ。不動産難しいっていう人いるけど、そのほとんどがやってない人の意見だし、家賃収入で在宅ワークで働きたいからそうしたいんだ」

少数「なるほど。そんなに在宅ワークしたいんだ?」

小寺さん「朝電車とか乗りたくないし、子供とかできたら大変だから家でできる仕事がしたいの」

なんというやり手な子なんだ。
彼女曰く、不動産関係の本は10冊ほど読んでいて、20代のうちに不動産を一棟購入したいとのこと。

小寺さん「少数君はなんかしてないの?」

少数「僕はいらないものとかをメルカリとかで売ったりの副業してるかな」

小寺さん「あーあれめんどくさいよね」

少数「まぁ、めんどくさいね;」

小寺さん「IT関係でフリーランスとかは考えてないの?」

(特にないっすね!)
ITもめちゃ好きでやってるわけじゃないし;
いきついた先がITだったから、やってるだけで;

少数「特にないかなーあまり深く考えてない;」

小寺さん「今どんなことしてるの?」

少数「かくかくしかじか、こんな感じで。。」

小寺さん「そっか、じゃぁ、私とあまり変わらないんだね」

がっかりしたそうに言う小寺さん。
ん?様子がおかしいぞ....

小寺さん「もっと色々できる人かとおもった」

それは見た目が老けてるということか?
でもまぁ、ご期待に沿えない事実ということは、勘の鈍い自分でもなんとなくわかった。

少数「あーごめんね。。もし、そういうのでご飯誘ってくれていたのなら、ご期待に沿えなくて申し訳ない」

小寺さん「んーん、そういうんじゃないの。」

少数「あぁーならよかったよw あ、小寺さん、今日僕が普段描いているイラストもってきたよ」

ここで切り札!困ったときに準備していたイラスト集。
微妙な空気をこれで変えてやると言わんばかりに、
お世辞にもうまいといえないイラストを見せた。

小寺さん「いいね。あーでも、こういう塗り方好きじゃない、しっからり塗っている色の方が好きだなー」

少数「ここはまぁ、、そうだねw」

そこの個所はあえてそう塗ったんだけどね...;;w

少数「あ、この絵も好きなんだよ。この絵はねーフォロワーの誕生日に描いたイラストでさ。フォロワーさん喜んでたよ!ハハw」

小寺さん「ふーん。そうなんだ。」

興味なさそー...。
ってな感じで、何枚か見せたけど、あまり食いつきがよくなかったのでしまうことにした。

しまうとき、興味あるならそのファイル見たいと言われるんだろうけど、
本当に興味なかったんだろう。

何も言われることなく、ただただ無関心だった。
余計に微妙な空気が流れた。

切り札..撃沈w

それ以降、相手から特に何も聞かれないので自分から質問したり話題振っていったら、質問責めみたいな感じの会話になっていった。そんときには、たくさんあったドーナッツの皿は空になっていた。

少数「このあと、どっかいく?」

小寺さん「いや、いーかな。このまま帰っても。」

少数「じゃー今日はこれで帰ろうか」

小寺さん「そーだね。」

おわった...
私の推察では人当たりがいいので誘ってみたものの、
自分が理想する人物ではなかったと、小寺さんは思っていると推察する。

ミスドを出た後、なにごともなく駅で別れてバイバイした。
何日かたって当たり障りのないメッセージを送ったりとかもしたけど、
反応は帰社日にしていた時よりもいまいち。

既読スルーやすぐ話が終わったりなどが見受けられた。

完全なるフラグ回収。
結果、敗北という形になったのであった。

何がフラグだー!
電車男のようなロマンスなんてないじゃねーか!!
淡い夢だった。

神様という奴は時々、こういうドッキリを仕掛けてきやがる。
あくまでドッキリか。あーせつねーな。

面接終了!お祈りです。

立て!立つんだッ!フラグ!完