実家に帰省してくる~一年ぶりの故郷(その3)前編
お疲れ様です!
いやー相も変わらず細々と続けています!
へんぺー丸です^^
こんな底辺なブログに出会えたあなたはラッキーです☆!
-前回のあらすじ-
真夜中の深夜の山カーチェイス!
狂った友達
「メガネつけるの忘れてたわ!あぶねタイヤ溝落ちそうになった!」
たすけてーかーちゃん!!!
※初心者の山道のドライブは危険です!
死にたくなければやめましょう!
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言われ、しんどかったら帰ってこいよと言われ、実家の匂いと
10年以上過ごした部屋に静かに眠りにつく自分がいた。
けど、寝たくない、寝ると終わりそう!
気が付くと朝になっていた。
朝起きると、リビングにはかーちゃんしかいなかった!
日曜なのになんで!?
へんぺー丸「とーちゃんと弟は?」
かーちゃん「とーちゃんは仕事で、弟はバイトや」
へんぺー丸「とうちゃん仕事なん?弟は日曜やのにバイトかよ!がんばってるなぁー人の事言えんけどさー」
かーちゃん「とーちゃんは仕事実際してるか分からんけどさー。そんな事言うてたわー。それより腹減ったやろ?何食いたいん?」
へんぺー丸「んーおせちやなー。今年くってないねん」
かーちゃん「アホか!あるわけないやろ!!何日やねん今!」
へんぺー丸「1月8日かー。そりゃーないよねww」
かーちゃん「適当にあるもんで作るで!」
へんぺー「助かる!」
一人暮らし始めて2年。
友達も特におらず、一人の時間が増え、一人で過ごすのが当たり前になった。
家族と当たり前に過ごしていたけど、なんでだろう、誰かがいる家族がいるって凄く温かいし、今はとてもありがたく感じる。
オレもふけたよな...w
かーちゃん「はいよ!」
テーブルの上にかーちゃんお手製のだし巻き卵とごはん。
そんな大して豪華ではない。
もう一回言う決して豪華ではない!
はっきり言う、かーちゃんが適当って言った通り適当なのだ。
けど...
へんぺー丸「うっまぁー。これうまいわ!おかん!!うまい!手作り最高やわ!」
かーちゃん「あほやなぁー。あんた大丈夫?普段何食ってるん?!」
へんぺー丸「んー適当や!w」
仕事の勤務時間は朝早かったり、遅かったり、そんなプライベートの時間もない中、帰り道コンビニで買ったおにぎりを歩きながら食べ、帰宅→そして風呂入る→携帯いじりながら寝ると言う残念な生活を送っている。
手作りの料理はどれくらい温かく、どんなごはんよりも豪華に見えた瞬間であった。
そして言うまでもなく、おいしい。
かーちゃん「何適当って?あんたそのうち死ぬで!」
へんぺー丸「かもな!w」
おかんそのジョーク笑えないっす。
でも、なんていう温かみのあるつっこみなのだろうか。
かーちゃん「それより、あんたさっきからため息おおいで?顔も疲れてるし本間に大丈夫か?」
友達ビーンにも言われ、どうやら本当に疲れてるらしい
へんぺー丸「疲れたわ。仕事...w休みは少ないしさぁ」
かーちゃん「ずっと続けるつもりないんやろ?やったらすぐ辞めて帰っておいでよー」
へんぺー丸「せやなぁー。もうええっかなw」
かーちゃん「実家は金かからんしええぞー。それよりなんか飲むか?」
へんぺー丸「ちょうだい!」
粉末のミルクティを入れてもらい、年末仕事で見れなかったガキの使いを見て
笑って過ごしていた。
おかんは相も変わらず、昼寝すると言ってリビングを出たのであった。
夕方、17時になり、大学時代の血と汗と涙を流したボランティアの活動の飲み会を入れていたため、家を出る。
「かんぱぁーい!!!」
集まったのが約7人くらい、神戸に住んでる人ばかりで去年実家に帰った時は彼らとは会わなかったので2年以上はあってないことになる。
ほっち「それにしても久しぶり!何年ぶりくらいになる?」
へんぺー丸「半年くらい?」
シーン...
ほっち「誰が半年ぶり?」
へんぺー丸「え、今のボケたつもりやってんけど、分からんかった?」
全員「いやいやwww無理無理ww」
ほっち「一瞬誰が半年ぶりってなったわ!だれもつっこめねーよ!」
んーまだまだつっこみの甘い奴らだぜ。
さきょ「それより次の旅行いけるー?」
へんぺー丸「土日でしょ?小売業きびしいよー」
このメンバーのグループラインは卒業しても健在で、自分が知らない間に旅行の話とかで大いに盛り上がっていた。
どうせ、土日絶対いけるはずがないともう既にオレはあきらめていたのであった。
さきょ「なんとかならんのー?全員集まれる日あんまりないからさーなんとか一日だけでも調整してほしい」
昔はそんなノリの悪い奴じゃなかった。
どんな活動にも積極的に参加していた。
けど、いつ日か仕事を理由にメンバーとの顔を合わせる事を避けている自分がいたのはこの日だけではなく、グループのラインを見ながらそう思っていたし、遠い世界で起こっている気がしてならなかった。
へんぺー丸「なんとかしてみるよ!」
そう伝えて、旅行の話もあって飲み会は盛り上がっている。
不規則だよなーオレの仕事って言うのを改めて感じる。
休みは平日で一日しかない、すぐに終わり、また次の日がすぐ来る。
オレがこの仕事にすがる理由ってなんなのだろうか。
そんなことを考えながら、二次会喫茶店へ足を運び、11時くらいに解散。
最寄りの駅に弟がバイクで迎えに来てくれた。
弟「ひさびさやなー生きてたか?」
へんぺー丸「なんとかなー」
最近、弟が中型の免許を取ったのはおかんから聞いていた。
率直にスゲーって思ったし、街や人、知り合いも少しずつ変わっている事を感じながら弟の後ろへ乗る。
へんぺー丸「ただいまー」
と家に帰った時、昼間いなかったはずの犬が何故か一匹増えているとい事。
しかも、オレはこの犬をしらない。
へんぺー丸「............誰?!........お前!”?”?」
続く!
社会人二年目がお送りする、実家への帰省のロマンス劇場