少数の日常、劇場

日常に関するオワタを書きためるブログ。不定期ブログ。

実家に帰省してくる~一年ぶりの故郷(その2)後編

お疲れ様です!

休みの日は一日終わるの早いなーって

つくづく思いますなぁ

 

今日で帰省一日目が終わります!

途中から訪問した人も読んでくれるとありがたいっす!

 

----------------------------

経済が刻々と動く中、

神戸の狭い4つのタイヤのついた箱の中で

夜景について語っている変な奴がいた

 

へんぺー丸「麻耶山の夜景とかきれいやで?」

※麻耶山~神戸にある六甲山の夜景スポット

日本三大夜景の一つ。

行ったことあるけど、めっちゃきれい!

 

ビーン「遠くね?」

 

へんぺー丸「んーまぁ1時間くらい?」

と適当な事を言っていこうとしたがビーン

折れなかった

 

ビーン「いやー山やろ?遠いしさむいし、神戸のポーアイでいいやん」

そんなこんなで神戸の海で囲まれた島?ポートアイランドへ行くことに、

地図は自分が知っていたので自分の案内通りに車を進めた!

 

車を走り始め1時間くらい

ポーアイへ行こうと思ったが、やっぱりせっかくやし山へ行きたいなと

思い、ポーアイへ行くルートを無視して山へ連れて行こうと試みる。

 

ビーン「これ大丈夫か?本間にぽーあい?」

 

へんぺー丸「大丈夫大丈夫!ちゃんといってるから!」

そして30分、さすがに怪しいと思ったビーンはこう告げる!

 

ビーン「ぜっったい!ちゃうやん!お前ウソつくな!どうせ山やろ?」

さすがにばれるよなーって思ったので正直に話す事にした

 

へんぺー丸「いつものやつや!」

なんて反省のない一方的な返答w

 

こんな悪乗りで、クリスマスにカラオケ行こうって言って

カップルがうじゃうじゃいるデートスポット無理やり連れて行ったり、

変な駅に降りた後、オレが電話で案内すると言って終電を逃し、路上で一晩過ごしたり、オレにはいい迷惑をしてると思うwつくづくw

 

ビーン「ここまできたらしゃーないし、ええわ行こか!」

と言っていく事になった

 

これが悪夢の始まりとはしらずに....

 

山の道に入ってすぐに気付いた事は、まず暗い狭い、斜面が急な上にえぐいピンカーブが糞あるということ。

 

へんぺー丸「おーいまじで、対向車気をつけろって!スピード落とせよ!」

 

ビーン「アホか!そんなんいうてたらつかんから!あぶね!タイヤ落ちよったわ」

そもそも、山に入る前に実家の父ちゃんにマジで危ないから気をつけろよと言う言葉をもらっていたが、オレは甘く見過ぎていた...

 

特に免許取って一年未満の奴が初心者マークつけて暗闇の山道を走るとか馬鹿としか思えないw

 

取り返しのつかない事をしてしまった,,,,

 

ビーン「ぼーっとしてきた...死んだらゴメンな」

約30分、同じ道、風景精神的にも疲れてるのは

運転者だけでなくてオレもかなり疲れていた

 

でも、それだけはマジでやめてもらいたい

 

必死で彼を叱咤し、励ましてなんとか山のスポットにありつけた

なんというイニシャルDなんだ

ゲームで遊んだ時と訳が違う

 

マジで危ないし、怖いし、あのアニメに出てくる走り屋たちは頭おかしいw

 

f:id:kokuuhma154:20170115201442j:plain

苦労しただけあって、神戸と大阪湾を見渡せる夜景は贅沢っていい程

のキラキラした街灯や街並みが光り輝いている

 

へんぺー丸「ここで好きな子連れて告白したら絶対成功するで!」

 

ビーン「せやなぁーお前じゃなくて女の子ときたかったわ」

それをいっちゃ終わりやけど、何も言い返す事なく、夜景を無言で見つめていた

 

ビーン「さーくだるか!しんどいなぁー」

 

へんぺー丸「かわろか?」

 

ビーン「それは....ええわぁ...オレ運転するわ」

 

くだりはのぼりと違ってスピードがでる

そして何よりビーンが調子に乗っていた

 

ビーン「怖い話しよか?今何かおらんかった?あぶねーメガネつけてなかった!うひゃひゃww」

 

バカかよコイツwwマジでいい加減にしてくれ!

 

山道の怖い所は、ルートの分岐点が出たときどっちに進んでいいか分からない事

そして後ろから車が来てるので止まれない事。

 

ビーン「どっちすすめばいいんや....?」

 

へんぺー丸「こっちや!(適当)」

といったものさっきよりも道は細くなるばかり、既に二人は限界に近づいていた。

すると、偶然にも有料道路にありつくことができ、ラッキー☆と二人は喜んだ!

 

約20分くらいで山道から脱出することができ、なんとか命は大丈夫だったー

時刻は0時を過ぎ、1時間くらいかけて地元に帰ると、 家の前でコンビニで買ったコーヒーを片手に少し休憩した

 

ビーン「お前大丈夫か?」

 

へんぺー丸「何が?」

 

ビーン「仕事ー顔疲れてるで?」

そう既に結構限界に近づいていた。関東に来て2年頑張ってきたが、仕事では怒られまくり、パート、上司から誹謗中傷、完全にまいっていた。

実家に帰りたかったのもその現実から逃れたかったからである。

 

ビーン「本間に辛かったら帰ってこいよ、お前の両親もええ言うてるんやろ?」

 

へんぺー丸「言うてくれてる」

 

ビーン「実家帰ってゆっくり探したらええし、バイトしながらでも探したらええと思うで?大学出て、就職してない奴もいっぱいいるねんから、そんな引け目に感じる事あらへんで」

 

へんぺー丸「せやなぁー」

顔が疲れてるか。自分でも自覚はあったけど、改めて自分は限界にきているのだなと感じた。持つべきものは友達やと思うし、普段は適当な事言う彼も、友達は大事だな思う瞬間だった。

 

へんぺー丸「今日はありがとう!」

 

ビーン「こちらこそ!オレも楽しかった!」

 

そして実家帰省一日は終わった。

早かった。4日って改めて短いと思う瞬間でもあった。

 

続く

次は2日目!