転勤でぼっちなオレは自動二輪免許習得! part10
お疲れ様です!
また来てくださった方はありがとうございます!
自動二輪記事続きますねー。
でも、もう今回で最終回なので勘弁してやってください!
では、いきましょう!
最後の卒検!
受付嬢「Part1からの久々の登場YAHOO!」
へんぺー丸「テンション高いっすねwそんなことはどうでもいいんで本題教えてください!」
受付嬢「つまらん奴だなー。一応、今回二段階見極め通ったので次朝8時半に教習所にきてください!」
へんぺー丸(はえーまぁしゃーないかぁ)
受付嬢「早いけどガンバルンバ!ルンバルンバ!」
へんぺー丸「おもしろくねぇーさっむ!」
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そんなやりとりをしてるうちにあっという間に卒検当日になった。
朝起きれるか不安になりながらも、無事に起き送迎バスに乗り込んだ私は、
気が付くと所内の部屋で卒検の説明を受けていた。
イケメン「よ!ひさしぶり!」
へんぺー丸「あれ?卒検まさかの一緒?!」
イケメン「奇遇だよねー今回の試験の教官はいつもの教官と違って、厳しいらしいよ?今説明してる人が検定員らしい」
へんぺー丸「え?今説明してる人が?あの教官じゃないのか...」
イケメン「なんでも、鬼の教官と言われるほど厳しいらしい」
へんぺー丸「ほうほう...不安だな!」
そのとき、オレの横何かが通り過ぎた気がした。
ガン!後ろを振り返ると粉々になったチョークがあった。
おそる...おそる....前を向くとそこには鬼がいた。
鬼の教官「しゃらぁあぁあっぷ!!!」
イケメン「ゴメンな(小声)」
へんぺー丸(このイケメンがぁあああああああああ!!!)
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鬼の教官「では、試験を開始する!最初に乗るやつは準備しろ!」
へんぺー丸「はい!!」
(よりによってオレが一番かよ。。)
そう不運なことにも自分がトップバッターだった。
コースは覚えたとはいえ、一番はきつい。
へんぺー丸(やるしかない)
スタンドを払い、跨ってミラー確認、エンジン始動、1速ウィンカー、後方確認!
アクセル半クラ!
ぶぉーん!!
こうしてオレの卒検が始まった...
へんぺー丸(やっべー緊張のせいで上半身の筋肉かてーこれじゃーだめだリラックスリラックス)
と言ってる間、慣らし走行の一周が終わり試験スタート!
へんぺー丸(はじまっちまった。。最初は坂道発進、これは大丈夫だ!)
ぶぉーん!
坂道途中で停車!1速に落として、後ろブレーキ。
アクセル半クラ!
ぶぉーん!
へんぺー丸(いったぁー!)
トラウマの一時停止を乗り越え、次はクランク。
へんぺー丸(上半身よ!動け”!おりゃー!!)
無理やりハンドルを曲げるが、バランスを崩し、足つきでなんとか体勢維持!
へんぺー丸(あっぶねーあとちょっとで試験終了のところだったぜ。。)
S字はなんなくクリアー。
一本橋!
ぶぉん!勢いよく乗上げ、リアブレーキ半クラ!
へんぺー丸(緊張のせいで体がふらつく。やべーなこのままじゃこける。)
クラッチをつなげ、無理やりつっきる。
(タイム微妙だ...きってないかもしれない。ま、あくまで目標とするタイム、前の教官が言ってた事を思い出せ!)
体がなれてきたこともあり、軽やかにクリアー!
いよいよ最後の急制動!
深呼吸深呼吸
へんぺー丸(ふぅー最後や。スピードコントロール意識して、タイミングよくブレーキ!)
OK!
GO!!
ぶぉーん!1速 2速 3速→42キロキープ!ブレーキ!
鬼の教官「駄目だ。もう一回!」
へんぺー丸「うそだ...マジかよ。。ブレーキ握るのが早かったか。」
鬼の教官「チャンスはあと一回だ」
教官の眼光が光った。
へんぺー丸(次でしくれば終わりか、試験終了...あと残された一回を考えるとプレッシャーやばいな。もうあきらめてしまえば楽なのにな。)
ぶぉーん!
へんぺー丸(思い返せば、勢いで通い始めた教習所。なんだかんだバイクに乗るのが楽しかったからここまで来れた。一生懸命教えてくれた教官、だめだーって思ったけど、課題をクリアーできた自分に自信をもてたりした。果たしてオレはここで諦めていいのだろうか?)
ぶぉーん!
メーターは既に45キロメートルを超えていた!
否!!
へんぺー丸(ここまで一生懸命教えてくれた教官にバイクの楽しさを教えてくれた教官に申しわけがたたん!無理やりにでも止めてやるぜ!)
ぶれーきぃぃぃ!!!
しゅーん。。
止まった?
鬼の教官「行っていいぞ」
へんぺー丸(クリアーしたみたいか。でも、結果がなー減点もあるし)
その後発着点にバイクを止め、自分の試験は終了した。
その後のイケメンは、問題なく卒検を終わらせた。
鬼の教官からのコメントは、言うまでもなくいまいちだった。
クランクの足つき、一本橋のタイム、急制動のやり直し等の指摘であった
合否の発表としては、色々あったが合格!!
であった。
でも、なんだろうか何だかうれしくない。
バイクに乗るのも楽しくて、教官と接するのも楽しくて、課題に取り組む日というのは何よりも充実していた。
それがもう終わりを迎えると思うと悲しくて仕方なかった。
取り敢えず、合格の事を誰よりも伝えたい人がいた。
受付嬢に話を通そうとした前に、お世話になったあの教官がいた!
教官「よう!合格したんだって?」
へんぺー丸「そうなんです!色々、卒検は不安定でしたがなんとか合格しました!w」
教官「それはお疲れだったなw」
へんぺー丸「そうなんですw教習所卒業するのとても寂しいです」
教官「何言ってんの?さーいったいった!」
へんぺー丸「え?冷たくないですか?自分、教官との教習がとてもたのしくて...」
教官「オレの仕事はここまで、バイクの技術を一定の水準まで教える事がオレの仕事!それで、お前は卒業したと!」
へんぺー丸「そうですね。。」
教官「あーいい仕事したー!」
と言って、私の背中を押す。
へんぺー丸「いて!つめてーな。。なんだよ一体...」
納得はいかないが、仕方ないので送迎バスの方へ歩いていく。
教官(いやー良く頑張ったよ。最初はドへたくそだったけど、本当に上達した。卒検もひやひやする場面も多かったが、合格できてよかったな。これからは、楽しいバイクライフを過ごしてくれ!)
教官「おめでとう!」
へんぺー丸「ん?今おめでとうて聞こえたような?」
って後ろを振り返る。
教官「さっさといけー!!」
へんぺー丸「はい!!(汗」
あわてて送迎バスに乗り込んだへんぺー丸であった。
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(数日後)
へんぺー丸「教習楽しかったなー、どうせとるなら一番いい免許の大型ほしいなー値段は10万か..いけなくはないな...」